パターン認識の全容を分かりやすく
このページは以下の読者を対象にしています
- パターン認識の初歩、全体像が知りたい
パターン認識とは
入力された画像が、どの概念に属するかを答えること。 例) アルファベットの文字認識:入力文字パターンがA~Zのどれかを推測する。
パターン認識の基本構成
- 前処理(preprocessing):ノイズ除去、正規化をして認識をしやすくする。
(正規化:大きさ、位置、傾きの調整など) - 特徴抽出(feature extraction):入力データのうち、識別に必要な情報のみを抽出する。
主に特徴ベクトルの形で抽出。機械学習を用いることがある。
例) 数字の認識なら、線の位置と傾きだけで十分に思える。 - 識別処理:特徴ベクトルと識別辞書を照合して、所属パターンを答える。 (識別辞書:この特徴ベクトルを持つものはこのクラス、といったことが書かれてある辞書。)