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すぐに使える! 業務で実践できる! Pythonによる AI・機械学習・深層学習アプリのつくり方 紹介

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紹介

この本は題名にある通り、すぐに作れるAIアプリを紹介している。機械学習プログラム作成環境の構築法の説明もあり、実践的であるが、その反面数式を使った厳密な説明は少ない。プログラムのどの部分が何をやっているのかの説明は詳しいので、機械学習を実際にやってみたいという人にはおすすめである。

各章の内容は次のようなものである。

  1. 機械学習を行うための環境設定
  2. 簡単な回帰分析、分類のプログラム
  3. OpenCVを使った画像処理
  4. 自然言語処理
  5. TensorFlow,Kerasによるディープラーニング
  6. 機械学習を使った効率化

簡単なものから難しいものまで幅広く扱っている。いろいろな機械学習を体験していく形式である。プログラムのどの部分が何をやっているのかの説明は詳しいので、困ることはないだろう。機械学習について具体的に体験することで、別の本で理論に踏み込むモチベーションにつながるだろう。

この本の総合評価:3.5

まとめ この本を読むべき人は

  • 理論的な話はいいから機械学習を使ってみたい人
  • 機械学習の勉強のモチベーションを上げたい人