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Pythonで動かして学ぶ! あたらしい機械学習の教科書 紹介

 

この記事は次の読者を対象にしています

紹介

機械学習の理論を、pythonによる実装つきで説明している本である。グラフや絵が多く、見やすい。数式とそれを実装したプログラムがセットで示されるため、プログラムに慣れている人は数式の意味を理解しやすいだろう。

一方、機械学習の理論をプログラム、数式織り交ぜて学ぶため、自分のような理論を数式単体で捉えていきたい人には向いていない。さらに、実務ではscikit-learnなどのライブラリを使うため、理論部分のプログラムを知る必要がないことも多い。この本はプログラムでの表現がある分読む量が多くなるので、プログラムの方が理解しやすいpython上級者でなければ効率が悪いと思われる。

この本は自分が初めて誤差逆伝搬法(バックプロパゲーション)を理解した 本でもある。誤差逆伝搬法の説明部分は一読する価値があると思う。

この本の総合評価:3

まとめ この本を読むべき人は

  • pythonが得意で、機械学習の理論が学びたい人
  • 数式を実際にプログラムで表現してみたい人